ツイッターで心に突き刺さったツイートがありました。
行動が速い人ははなんか提案来たときに、やります!行きます!って答える。
— minowa2.0/箕輪厚介 (@minowanowa) 2018年6月19日
行動が遅い人は、やりたい!行きたい!って答える。
俺は全部、やります!行きます!
と即レス。9割放置してしまうが。
まず、希望じゃなくて決断するのが大事。
天才編集者箕輪さんの言葉なんですが、この先に続くやりとりが面白いんです。
いや、異常に忙しくて熱量高い人たちと仕事すると分かると思うが、みんな膨大な案件を同時に動かしてるから、誰か一人が熱狂してない企画は自然消滅していくよ。とりあえず企画しちゃったからやろうっていうのはサラリーマン的発想で、走って見て違ったらやめればいいんだよ。 https://t.co/x1L2LJEWaM
— minowa2.0/箕輪厚介 (@minowanowa) 2018年6月19日
「あとでやっぱり無理ってなったらどうするんですか?やるって言ったじゃんって言われますよね?」という質問に対する答え。
もう超納得してしまったんですよ。「いや、すげーな、そうか、なるほどな、そんな風に考えていいんだ」って。多くの著名人と仕事をしている箕輪さんの言葉だから余計に響く、いやもうズサズサ突き刺さった。
そこで早速社員たちと新サービスを何かやろうというブレスト会議で、いろんなアイデアや意見が出てきたんですが、その際にこのツイートの話をしてみたんです。
今、ここに20以上のやりたいことやアイデアが出てきたけど、この中の誰か1人が熱狂しないと、いずれこれらの企画は消滅すると思う。全員が熱狂しろ!という話ではなく、3人のうちの1人が圧倒的な熱狂を注いでいれば、他の2人は自ずと引っ張られる。
そんな本気で頑張ってるやつ、応援しないわけにはいかないだろ?
20以上のアイデアを出して、最終的に1つのやりたいことに絞って、いくら倫理的にその案に導き出そうが、結局誰か1人がその案に本気で熱狂していないと、消滅してしまうんだろうなって伝えたんですよ。
そこに、代表や社員やバイトといった上下関係の壁はなく、また発起人や発案者だから最後まで責任を持てよ、とかでもないと思う。大事なのはその企画が面白いと思ったかどうか、そしてそれに本気で乗っかるか乗っからないか。人生をかけるほどの熱狂を捧げれるかだ。
過去を振り変えれば確かにそうだった。今までいくつもの企画が生まれ、いくつものやりたい宣言をしてきたが、気づいたら勝手に消滅しているものがほとんど。やっぱり無理になったとかじゃなくて、記憶の中から消えるくらいにもう忘れてる。多分それは熱狂が足りなかったからだ。新しいアイデアが生まれては消えて、また生まれる。その繰り返し。
「やりたい!いきたい!」じゃなくて、本気でやりたければ勝手にやってるし、本気で行きたければもう行ってるだろう。そういう話なんだろうな。そりゃスピード遅いやつは置いていかれるわ。
ただ、声すらも発しないやつはもっとだめ。あとでやっぱり無理ってなったとか、心配してる場合じゃない。恐るな、そんなの走り出して考えればいいんだよ。「飽きがきたらどうしよう、熱狂がなくなったら、、」とかそんな不安の前に、まず飽きるまでやってみろってこと。熱狂できるものが見つかれば、その過程で自ずと別の道がきっと見えてくるよ。
そして走ってみたけどもそこまで熱狂できなかった時は、箕輪さんの言葉通り辞めるのも1つの選択肢。この言葉に背中を押されたのは僕だけでしょうか?
ご存知の方はいらっしゃるかもしれませんが、先日会社の方で新サービスをリリースしました。このサービスの命運は、ビジネスモデルやタイミングや資金力や人脈力や拡散力でもなければ、僕自身が持つ熱狂レベルの度合いが勝負の鍵だと思っています。ひいては会社としての本気具合。めちゃくちゃシンプルです。言い訳も逃げも隠れもしません。
ありったけの熱狂をそそぎ、成功するまでやれば成功する。
「ねえ、あなたは今何かに熱狂していますか?」